はいアライです。
定期失踪しているうちにLianLiからQ58が出たり、A4-H20が出たり、Fractal designからTerraが出たりしてますけど、みなさん、サンドイッチ型のレイアウトってどう思います?
僕は普通のレイアウトの方が今の自作PC事情に即していると思います。
今回はそんなレイアウトを採用してしているケースたちの中でもこれならおすすめできるよという順番にランキングをつけてきました。
個人的サンドイッチレイアウトケースランキングということでお願いします。
今回のランキングでは、中央の仕切りでマザボとグラボが区切られているケースをサンドイッチレイアウトとします。なので煙突型のケースも含みます。あと、Flex ATX電源を使わなきゃいけないなど極端に小さいケースは除外してます。(SGPC K39など)
判定ガバガバにしたらめちゃくちゃ多くなった。ロリがたくさんいるね。
ロリ度・拡張性・冷却性能・デザイン・コスパの5項目を10点満点で採点し、総合ポイントで競う形にします。
今回もよろしくどうぞ
参加ケース
エントリーナンバー1
サンドイッチレイアウトの開祖:DAN A4-SFX
エントリナンバー2
デザイン性の高さから、サンドイッチレイアウトを世間に広めた立役者:LOUQE GHOST S1
エントリーナンバー3
アライの初自作PCはこいつ:Nouvolo Steck
エントリーナンバー4
アライの圧倒的お気に入り、今回のランキングは出来レースなのか:FormD T1 V2 -2
エントリーナンバー5
こいつは単なるサンドイッチ型じゃない!今ランキング最小フットプリント:Velka7 rev 3.0
エントリーナンバー6
煙突型の革命児がさらに進化!これは15Lの拡張性を超えている:SSUPD MeshroomS -1
エントリーナンバー7
超人気ブランドから出ている超コスパケース:NZXT H1 V2
エントリーナンバー8
意外と貴重な国内で買いやすい正統派サンドイッチレイアウトケース:GEEEK G1 PRO
エントリーナンバー9
なんか半分透けてるらしいです:LianLi Q58
エントリーナンバー10
サンドイッチレイアウト開祖の正統進化!:DAN A4-H2O
エントリーナンバー11
おしゃれ全部りマン:Fractal design Terra
エントリーナンバー12
これ知ってるやついる?:MIDORI 7.5L
メジャーどころはだいたい入っていると思います。このケース入ってないとかあればコメントください。何位くらいか返信します。全部入れてるとキリがないのである程度はご了承ください。
ランキングはロリ度・拡張性・冷却性能・デザイン・コスパの5項目から10点満点で採点して決めたいと思います。
ということで、最下位から理由とともに発表していきたいと思います。
ランキング発表
12位 DAN A4-SFX
12位はロリ度9、拡張性3、冷却性能4、デザイン6、コスパ1の総合23ポイントでDAN A4-SFX
殿堂入りしていると言ってもいいこのケースですが、今はもう購入できないという点からコスパを1点とさせていただいています。
その他にも、グラボの制限がキツいなど、時代の変化に追いつけていない感が否めません。
後継のA4-H2Oに奮闘に期待です。
11位 Velkase Velka 7 rev 3.0
11位はロリ度10、拡張性2、冷却性能3、デザイン7、コスパ4の総合23ポイントでVelkase Velka 7 rev 3.0
こちらはA4-SFXからさらに無駄を省いて煙突型にすることでフットプリントも減らすというロリ方向に全振りしたようなケースになっています。
ロリ度は文句なしの満点ですが、拡張性・冷却性能の2項目が厳しくこの順位に。
10位 DAN A4-H2O
10位はロリ度6、拡張性6、冷却性能7、デザイン6、コスパ5の総合30ポイントでDAN A4-H2O
あのA4-SFXの正統後継者がまさかのこの順位に。
時代に合わせて正統進化はしているものの、特徴のない、悪く言えば中途半端で「わざわざこれを選ぶ理由が無いなぁ」というケースになってしまっている印象があります。
逆に癖のないSFFケースが欲しい人にはおすすめ!
8位(同率) MIDORI 7.5L
8位タイは二つあります。
一つがロリ度9、拡張性3、冷却性能4、デザイン6、コスパ9の総合32ポイントでMIDORI 7.5Lです。
このPCケースは最近知ったんですが、日本のみどりコンピュータという会社が販売しているケースになります。
現在は売り切れていてもう購入できないのかもしれませんが、期待を込めてランキングに入れました。
ケースの特徴としては、A4-SFXとほとんど変わりません。ですが、日本で購入できて、13800円という価格はコスパとしては非常に高く、その点が大きく影響して8位につけています。
同率8位 GEEEK G1 PRO
二つめはロリ度5、拡張性7、冷却性能7、デザイン5、コスパ7の総合32ポイントでGEEEK G1 PROです。
GEEEKのケースは過去に僕もレビューしたことがあります。日本に正規代理店があるので国内でも買えるし、もちろん公式サイトからも購入できるしで、好きな方を選ぶことができるのが良いところ。二万円くらいで買えるのとオプション品の買えるので公式サイトがおすすめ。
できることは、トップハットが付いているGhost S1と大して変わらないんですが、最初から240mm簡易水冷と3スロットグラボを付ける構成を想定していて、330mmの長さのグラボまでサポートしているのが強み。
6位(同率) Fractal Design Terra
6位タイも二つです。
一つはFractal Design Terra。
ロリ度6、拡張性6、冷却性能6、デザイン10、コスパ4で総合32ポイントでした。
これは最近出たケースなので記憶に新しい人も多いでしょう。
その見た目、デザインの良さは、公式サイトの説明文に「Terraは、現代のゲームプレイヤーの自宅からインスピレーションを受け、デスク環境を向上させるために作られたスモールフォームファクタケースです。」と書くだけあります。
いわゆるデスク界隈の人が好きそうなケースだなという印象。
公式サイトにはVolume10.4Lって書いてあるんですが、脚などの出っ張っている部分を含めると11.4Lです。
他のSFFケースは脚を最小限にするようにしているんですが、Terraは結構大きいので、ロリ度の適正値7から-1して6になっています。
FormD T1が9.95Lで240mm簡易水冷をつけられるのと比べてしまうと、120mmの簡易水冷すら長さ200mm以下のグラボにするという厳しい制限があるのは少しマイナスポイントになってしまうところ。
ただし、見た目は抜群だし、自作PCのケースなんて見た目で選んでナンボなのでこれが良いって人は買うべきケースだと思います。
6位(同率) NZXT H1 V2
6位タイもう一つが、NZXT H1 V2です。
ロリ度2、拡張性5、冷却性能7、デザイン8、コスパ10で総合32ポイントでした。
このケースのすごいところはコスパとユーザビリティ。3万円で購入できてケース、電源、簡易水冷つき。電源、簡易水冷のケーブルは専用設計なので配線がめちゃくちゃ簡単。そしてあのNZXTのデザイン。
ということで初心者にめちゃくちゃおすすめのケースです。
僕は好きなケースなんですが、
15Lを超えるのでロリ度は微妙なのこと、ついてくる簡易水冷140mmなので物によっては冷却性能が物足りないこともあるかもしれないこと、専用設計ゆえの自由度の少なさなどでポイントを落としてこの順位に。
次からはトップ5を紹介していきます。
4位(同率)LOUQE GHOST S1
4位タイが二つあります。
一つはLOUQE GHOST S1。
ロリ度8、拡張性7、冷却性能7、デザイン9、コスパ2で総合33ポイントでした。
デザインは言わずもがな。インテリア界で何故か覇権をとっているスウェーデンから出ているケースということで、さすがのインテリア力を感じます。
あと、トップハットの形式はやっぱり偉大だと思います。これのおかげでロリ度と拡張性を兼ね備えることができます。
トップハットもサイズが2種類あるので大きい方で簡易水冷を使えるようにしてもよし、小さい方でストレージや、ケースファンだけ増やしてもよし。
というかそもそもトップハットなしだと8.2Lで、かなり小さい割にはCPUクーラーにNoctuaのNH-L12を使えるのが良いバランスだなぁと思います。
このケースの一番の懸念点はグラボが45mmの厚みまでしか入れられないこと。
これを許容出来る人はその値段の高さも許容してくれる大きい財布も持っていると思います。
ケースにグラボを合わせる必要があるというのを許容出来る人は、このケース、まじでおすすめです。
4位(同率)Nouvolo Steck V2
もうひとつの4位タイがNouvolo Steck V2
ロリ度6、拡張性8、冷却性能7、デザイン4、コスパ8で総合33ポイントでした。
このケース、V2にバージョンアップして僕が買った時よりも確実に良くなっています。
T1から始まり、最近のサンドイッチレイアウトケースには結構ついている、中央の仕切り部分の移動させられる機能がついています。
それに伴って、GhostS1よりも多少大きくはなっていますが、可動仕切りとトップ&ボトムハットの組み合わせは拡張性をかなり上げてくれています。
これがGhostS1並のデザイン・質感ならどれだけ良かったか。。。
ちなみに、トップハット2個、ガラスパネル2個つけても18100円。オプションなしなら10600円で買えます。
どうなってんだマジで。
クリアランスセールでこの値段らしいので欲しい人はぜひ早めに。
3位LianLi Q58
トップ3、発表していきます。
3位は、ロリ度4、拡張性8、冷却性能8、デザイン9、コスパ5で総合34ポイントの
LianLi Q58でした。
14.5L と大きめですが、その分文句のつけどころのない拡張性で、癖のないサンドイッチレイアウトケースの中で一番完成度の高いケースだと感じます。
中身は優等生だけど見た目でその他のケースと差別化ができているのも良いポイント。
ガルウイングサイドパネルは発売から2年経った今も唯一無二の特徴で、ブラックのこの配色もシックで非常にかっこいい。
25000円は決して安くないですが、これを買えば他のサンドイッチレイアウトケースは全く必要にならないと思います。
もっと小さいものを求める可能性はありますがけどね。
ただ、もう製造していないのかわかりませんが、どこを見ても在庫がないのが気がかりです。
このケースは作り続けてほしい。
2位 FormD T1 V2 SW
2位です。
ロリ度8、拡張性7、冷却性能6、デザイン10、コスパ5で総合35ポイントを獲得したのは、、、、
アライの愛人枠:FomD T1 V2 SWでした。
ギリギリ10Lを切る9.95Lというサイズ感、薄型ファンの使用で240mm簡易水冷、3スロット325mmのグラボを搭載可能。
シンプルイズベストなんですよね。一番欲しいものをちゃんとクリアしてくれるこの安心感。
デザインを10点にしていますが、これは質感の高さから来る高級感も加味しての10点ということになります。T1を2台持ってて、これまで多くのSFFケースを買ってきましたが、今のところT1のアルミの質感に適うものはありません。
まあ愛人枠なのではえーそうなんやくらいでも大丈夫です。
海外サイトにはなっちゃいますけど、サンドイッチ型ならホワイト以外は在庫あるみたいなのでぜひ、ご検討を。
1位 SSUPD Meshroom S
ラスト、1位は、
SSUPD Meshroom Sです。
ロリ度3、拡張性10、冷却性能10、デザイン7、コスパ6で総合36ポイントということで、
あまりにも出来ることが多すぎる上に全面メッシュ、煙突型で空気の通りも良い。それでいて14.93L。これはもう叶わんわっていう話。
出来ることの最大値を羅列していきます。当然全部が同時にできるわけではないですが、簡単に凄さがわかるはずです。
グラボ:4スロットで353mmの長さまでいけます
マザーボード:Mini-itxからATXまでいけます。
電源:SFXから奥行き170mmのATXまでいけます。
ラジエーター:280mmまでいけます
バケモンですよマジで。誤解のないように改めて言いますが、今挙げたのはそれぞれの最大値なので例えばATXマザーの場合は4スロットは無理ですし、長さも短くなります。興味がある人は公式サイトを見てみてください。おそらく全パターンでの互換性が書いてあります。
これだけできれば拡張性と冷却性能の項目で満点をあげたくなってしまうのもわかっていただけると思います。
デザインは全面メッシュにする関係で特にいうことがないんですが、カラバリが豊富なのは評価ポイントだと思います。
値段は3万近いんですが、国内で買えることやどんな構成でもこのケースから買い換える必要がない場合が多そうという点を加味してコスパは6点ということで、総合36ポイントで優勝です。
まとめ
はいということで、個人的サンドイッチレイアウトおすすめランキングやっていきました。
煙突型ってサンドイッチレイアウトに入れるべきなのかちょっとわからないですけど、MeshroomS入れたすぎたのでこういう感じになりました。
ノーマルなサンドイッチケース欲しいなら、Q58がおすすめ。だけど買えないのが痛いな。いっそFormD T1チャレンジするのも良いと思いますし、そもそもこのランキングに入れているケースたちは数多あるSFFケースたちの上澄みなのでどれ買っても良いとは思います。
ちなみにランキングに入れる候補としてはThorZone NANOQ/MJOLNIR , XWORKS 70xFrame, XTIA Xproto, DarkFlash DLH21などがありました。
もちろんこのランキングに不満がある人はいます。
僕もランキング作ってて、「デザインで決まりすぎててもう俺の主観入りまくりじゃん」って思ったのでね。
何かご意見等あればコメントにお願いします。
好評そうならサンドイッチレイアウトじゃない普通のタイプでもやります。
ありがとうございました。