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FPSゲーマーでブロガーの僕がKeychron Q1を選んだ理由:2022年7月現在最強のキーボード

こんにちは。

アライです。

先日、Keychron Q1N1 US配列 赤軸を購入してしまいました。

お前、何個キーボード買うんだよと自分で思うんですが、Twitterを見ていると僕なんかまだまだ健常者の範囲内で、もっとやばい人はゴロゴロいるわけですね。

だからこれは散財じゃない!(謎理論)

そう言い聞かせてコスパの良さで有名なKeychronが出している最高級キーボードであるQ1を購入してしまいました。

Keychron Q1とは

Keychronって?

そもそもKeychronを知らないという人はおそらくこの記事を見ていないと思うので、説明は不要かもしれませんが、簡単に説明をしておきます。

Keychronは2017年に設立されたフランスと香港に拠点を置くキーボードメーカーで、キーボード愛好家が集まって結成されたため、ユーザビリティとコストパフォーマンスに秀でつつ、強いこだわりを感じるキーボードを発売してきました。

2020年ごろまではクラウドファンディングを行っていたなど、キーボードオタクたちのみぞ知る、非常に一般的な知名度の低いメーカーでした。

しかし現在は一般的な家電量販店でも実機を触ることができるなど、飛躍的に成長を続け、市場を席捲しているメーカーと言えます。

実際に僕は秋葉原のヨドバシカメラで実機を触り、そのままヨドバシカメラで購入しました。

KシリーズとQシリーズの違い

Keychronといえば、Kシリーズといった感じで、

Keychron K8(公式サイトより引用)

キーの色、形など、見覚えのある方が多いのではないでしょうか。

Keychronのナンバリングは複雑すぎて僕もよくわかっていないですが、無線対応、シンプルなデザイン、幅広いサイズ展開がなされている、非常にコスパ重視のシリーズがKシリーズとなっています。

Kシリーズはロープロファイルモデルも存在するなど、種類が多すぎて一口には言えないのですが、いずれも高コスパであることには変わりないです。

「コスパのK」対して、Qシリーズは「最上級のQ」といったところでしょうか。

Keychron Q1 (公式サイトより引用)

Qシリーズが絶賛されている最大の理由が、このダブルガスケット構造

実際にキーボードを触ればわかりますが、キーを強く押すとベースプレートごと沈み込みます

この構造がKeychron Q1の一番の売りになっていて、実際に一週間くらい使用した僕もこれはすごいと言わざるを得ません。

それでは今回はそういった経緯でKeychron Q1は購入したのか、なぜ僕がKeychron Q1を選んだのかについて話していきます。

今まで使っていたキーボードへの不満

今までは自作キーボードを使用していたんですが、これにも不満な点がいくつかありました。

Fキーがない

これはこのサイズのキーボードを買ったんだから当然なんですが、Fキーがないのは意外と不便でした。

これはある程度覚悟はしていたんですが、特にゲームするとき、意外とFキー使うんですよね。

打鍵音がうるさく感じてきた

このキーボードはメインのキースイッチにKailh Hako Violetを使用しています。

Hako Violetはかなりマニアックなスイッチだと思いますが、タクタイル系のスイッチです。

しかしviolet=紫ということで、その色の通り青軸寄りの打鍵感になっていて、ゲーム向きではある気はしますが、青軸ほどではないにせよそれなりにカチカチうるさいスイッチになっています。

ゲーム中はどうせイヤホンするので打鍵音なんて気にしないんですが、ブログ執筆のようにイヤホンせずにキーを打ち続ける作業では少し打鍵感が気になるようになってしまったんですよね。

まあ本当はこのキーボード、ホットスワップ可能なのでスイッチを変えればいいだけなんですが、Fキーの問題もありましたし、新しいキーボードを探す方向にシフトすることにしました。

惜しいキーボードだった。。。

ちなみにそれ以外の不満らしい不満はないキーボードで、コンパクトなのも机の上の作業領域を圧迫しないという点で気に入っていましたし、木製のケースもデスク天板との調和がとれていたように思います。

何より、Back SpaceがEnterの一つ上にあるのが素晴らしかった。

今はUS配列の通常位置で慣れましたが、かなりの頻度で打つBack Spaceの位置が少しでも近いと本当にありがたかったです。

まあKeychron Q1でもキーマップ変更すれば解決できる話ではありますが、キーの印字とマッピングが違うのは美しくないですよね。

僕はそう思います。

理論上最強のキーボード

そういう経緯でゲームとブログ執筆を両立できるキーボードを探した結果、Keychron Q1に行き着いたということになります。

ブロガーにとって最強のキーボードとは

ブロガーやプログラマーなど、キーボードを触る時間が多い方に愛されているキーボードといえば、HHKBなど静電容量無接点方式を採用しているキーボードではないでしょうか。

実は僕もHHKBを持っていて、ゲームを本格的にやるようになるまではめちゃくちゃ愛用していました。

それこそ、印字無しのキーを追加で購入するくらいには使い込んでいたくらいです。

静電容量無接点ならではの底つき感が少なく、軽い打ち心地は、長時間のタイピングをする時に本当に助かったことを覚えていました。

ゲーマー(FPS)にとって最強のキーボードとは

ゲーマーにとって大事なのは反応速度。

なのでキーストロークやアクチュエーションポイントの浅い銀軸が反応速度が速いということで人気ですよね。

僕は実は銀軸のキーボードも触っていたことがあります。

Ducky Mecha SF Radiant Series Emerald Editionというキーボードです。https://www.fumo-shop.com/ducky-mecha-sf-emerald.html

結局ふもっふさんにすぐ返金対応してもらうことになって触った時間は短いんですが、実際にゲームや普段使いをした結果、ゲームでの違いを実感することはないくせに軽くキーに指を乗せると誤打してしまうというなんとも微妙なものでした。

僕はキーを打つ時は強めに打つタイプなのか、銀軸での反応速度とそのほかの軸での違いがわかりませんでした。

反応速度がゲームに直結するのって置きエイムをしている時のマウスのクリック反応速度な気がします。

そんなわけで、ゲームだけならまだしも、普段使いのことも考えれば銀軸に近しい赤軸がベストなように感じました。

真のゲーマーには銀軸がおすすめできるんですけどね。

俺にとって最強のキーボードとは

つまり、静電容量無接点方式のような軽い打鍵感&少ない底打ち感+赤軸が僕にとっての最適であると考えられます。

赤軸はまだしも、静電容量無接点方式のような軽い打鍵感&少ない底打ち感があるメカニカルキーボードなんて。。。

あったんですよね

それがKeychron Q1だった、ということです。

Q1のレビュー動画の打鍵音を聞いて

これだ!!!

とアキバのヨドバシに実機を触りに行くことに。

そして、その場で購入に至る。。。という経緯になっています。

実際に使ってみた感想

それではここから実際に使ってみた感想についてお話します。

( 個人的に)最高のキー配列

このキーボードは75%キーボードと言われるサイズのものになっていて、Fキー・独立した矢印キーを完備したうえで、普通のテンキーレスキーボードよりも横幅をコンパクトにまとめたものを75%キーボードと言います。

60%キーボードを愛用していた僕としてはこれ以上横幅が広がるのはゲームをする時に邪魔になってしまうからアウトで、でもFキーは欲しいということで、まさに僕にとっては完璧なサイズのキーボードなんですよね。

それだけではなく、矢印キーが若干離れているのがGood。

このおかげでキーボードを見ないで矢印キーを押すときの誤入力が減った気がします。

素晴らしい打鍵感

とにもかくにも打鍵感が素晴らしい。

冒頭で説明したダブルガスケット構造によって、強くキーを打った時にはプレートごと沈みこむようにできているんですが、これが底打ち感の軽減に一役買っています。

しかもその沈み込みにもシリコンパッドを間に挟むことでキーを強く押したときの金属音が皆無になるんですよね。

これによって安いメカニカルキーボードにありがちな金属音による不快感は全くありません。

それでいて、メカニカルキーボードらしいコトコト感はあるし、適度な打鍵音なんですよね。

Enterキーなどの大きめのキーには優秀なスタビライザーがルブされており、非常に滑らかな打鍵感を実現しています。

普通、1uサイズのキーとそれ以上の大きさのキーでは打鍵感に大きな差が出てきてしまうものなのですが、このキーボードは自分でルブしたりすることなく、すべてのキーで同じように素晴らしい打鍵感になっています。

素晴らしい質感

ケースにはCNCアルミニウムを使用しており、ずっしり重厚感のあるケースになっています。

というか重いです。

めちゃくちゃ重い。

アキバから家まで持って帰るのに結構苦労しました。

なので絶対に据え置き用のキーボードになります。

まあでも据え置き用であれば重さって別にデメリットにならないですよね。

むしろ、重いほうがずれたりする心配もないですし。

その重さの代わりに最高の質感で、非常に所有欲を満たされるキーボードになっています。

まとめ

今回はまだ1週間ほどしか使用できていませんが、ファーストインプレッション記事のような形でレビューをさせていただきました。

ホットスワップ対応であったり、今後もカスタマイズが可能なキーボードですが、出荷状態での完成度が高すぎて、何もカスタマイズしなくても僕は満足しています。

まあ、まだ全然使い込めてはいないわけなので、何かあったらまた記事を更新したいと思います。

それでは。

おまけ

7/18 日現在、円安がとんでもなく進行しています。

なので、この時期に海外サイトで購入するのはあまりお勧めできません。

僕はヨドバシで実機を触ったうえで購入できましたし、アキバならPCショップのArkなんかでも購入できます。

ヨドバシならクレカで購入しても8%分ポイントがついて3万円ほどで購入することができるので、Keychron Q1に限らず、Keychron 製品を買う際は国内の家電量販店で買うことも選択肢においておくようにすると損せずに済むかもしれません!

  • この記事を書いた人

アライ

22歳の大学生で、大学では有機化学系の研究を行っています。
このブログでは趣味のカメラ・PC・ガジェット・アニメなどについての情報を発信しています。

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