自作PCをする人で特にかっこいいPCを組みたいと思っている人は、MODケーブルを検討したことがあるかと思います。
MOD=modificationの略。modificationは変形・変更・修飾という意味。自分好みに色・長さなどをカスタマイズできるケーブルのことをMODケーブルという。
かくいう僕もMODケーブルに手を出したことがありますが、現在はアイネックス PCI Express用電源変換アダプタ PX-PCIE8CO を使用し、ケーブルは電源ユニットの付属品を使用しています。
この記事ではなぜMODケーブルを使用しなくなったのか。PX-PCIE8COはどのような製品なのかを説明していきます。
MODケーブルを購入する場合
MODケーブルで有名なのはCableModというメーカー製のもの。MODケーブルについての記事ではないので詳しく価格の検証はしませんが、オリオスペックでは1本2000円で販売されていました。
https://www.oliospec.com/shopdetail/000000011404/ct1044/page1/order/
多分公式サイトで購入したほうが安いし、色々なカスタマイズもできるとは思いますが、PCI-Eケーブル1本だけでも2000円かかるということを覚えておいてください。
Amazonで購入できるスリーブケーブルはほとんどが延長ケーブルです。
電源に直接つなげると不具合が起きる可能性がありますので、電源に直接つなげるケーブルをカスタマイズしたい場合はCableModや pslate customsなどの信用できるネットショップから購入するようにしましょう。
PCIExpress用電源変換アダプタPX-PCIE8COの場合
この製品の見た目は至ってシンプル。
自作PCを実際に組んだことがある人はもちろん、もしかしたら組んだことがなくても知識があれば上のAmazonリンクの画像を見るだけでどういう製品かわかると思います。
PCI Express用電源変換アダプタでできることはこの画像のようにGPUに挿す補助電源ケーブルの差込口を180°反対に向ける事。
見た目も機能もシンプルだからこそ、一つ682円という買いやすい値段で販売されています。
8pin×2のGPUなら2個、8pin×3のGPUなら3個購入する必要がありますが、3個購入しても2000円程度です。
使用例
実際に僕が使用しているのがこのPC。
ケースがLianLi O11 Dynamic Miniというもので、側面がガラスになっているタイプのPCケースなので見た目にはそこそこ気を使っています。
また、LianLi O11 Dynamic MiniにはGPUの垂直置きオプションが存在していて、僕はそれを使用しているんですが、GPUの垂直置きはMODケーブルを使ったりしないと、ケーブルが真上に飛び出る関係でかなり悪目立ちしてしまいます。
上の画像でいう右側には簡易水冷のホースが伸びていて、そこにかぶさるように補助電源ケーブルがあると見た目がうるさすぎる気がしたんですよね。
そこで使っているのが今回紹介しているPCI Express用電源変換アダプタのPX-PCIE8CO。
これは少し下から煽るような構図だけど、真横からみてもまるで補助電源ケーブルがつながっていないかのようなスッキリ感を得ることができます。
このアダプタを使用するメリット
僕がPX-PCIE8COを推しているのはメリットが大きい割にデメリットが存在しないから。
メリット
1. 見た目がスッキリする
2. コンパクトPCケースにおいてGPUの高さ制限が緩和される
3. 安価なため試しやすい
デメリット
デメリットが存在しない!!!(強いて言えばスポンジ部分が気になる人はいるかも)
安価ではありますが、中華のよくわからんメーカー製ではなく、信頼できるアイネックス製。自作PCをやっている人なら周辺小物系で一度はお世話になったことがある有名メーカー製です。
実際に僕も昨年の10月から使用していますが、なんの問題も発生していません。
特にメリット2が大きい
例えば、CoolerMasterのNR200Pではグラボの垂直取り付けができますが、このケースは高さが高いハイエンドグラボにおいてはグラボ垂直取り付けが困難という欠点がありました。
その解決策がPX-PCIE8COであるという話。
下のえだまめ工房さんの動画が参考になると思います。(僕の動画も貼っておきます。)
注意しなければいけない点はある
ずっとこの記事中でアイネックス PCI Express用電源変換アダプタをPX-PCIE8COと表記してきましたが、PX-PCIE8COではなく、PX-PCIE8CIという製品も存在しています。
この2つは上ラッチ用と下ラッチ用で区別されます。上ラッチ用がPX-PCIE8COで下ラッチ用がPX-PCIE8CI。
上ラッチと下ラッチて何やねんという話ですが、グラボの補助電源ケーブルの差込口の向きのことを言っています。
ちょっと画質が悪いですが、この画像のようにバックプレート側にケーブル抜け防止の凸がある場合は上ラッチ、そうでない場合が下ラッチになるようです。
この記事を見て試してみようと思った方はここだけはミスらないように購入してください。
まとめ
PX-PCIE8COはMODケーブルなしでPC内部をおしゃれにすることができ、Amazonで一つ682円で購入できてしまうからMODケーブルを検討している方はまずPX-PCIE8COから試してみて欲しいという話でした。
マジでメリットだらけなので、MODケーブルとか興味ないけどPCの中身をきれいにしたいと考えてる方も是非購入してみてください。